多くの海水浴客やサーファーが訪れる蚊口浜(かぐちはま)。高鍋駅から徒歩約10分、浜付近にはアカウミガメ産卵地や天然牡蠣産地もある自然豊かなところ。
案内板に沿って秋山商店に向かうと、目の前に大海原が広がる砂浜に出てびっくり。今はもうこちらの一軒だけですが、昔はこの砂浜にずらっと海の家(牡蠣料理を提供していたお店)が並んでいたと地元の方に教えてもらって納得。お店の駐車場ももちろん砂浜です。
秋山さんは一年中牡蠣を取りに海に潜ります。午前中の漁を終えて帰ってきた秋山さんとお母さん。早速牡蠣についた海藻を落としたり、牡蠣むきをしたり、手慣れた様子で山積みの牡蠣を処理していきます。
秋山さんがお勧めする高鍋産牡蠣の一番おいしい季節は「やっぱり2月〜3月」。
人気のカキ定食は、酢ぬた・焼き牡蠣・牡蠣フライ・牡蠣めし・海藻のお味噌汁などが揃った牡蠣づくし定食。定食の他に単品でもオーダーできるので、友達や家族とも一緒に楽しみたいですね。
香ばしくサクッとした衣の中にぷりぷりの牡蠣が楽しめるカキフライと、海水の塩気が牡蠣の繊細なコクにマッチする素朴な美味しさ焼きガキ。などなど、調理法だけでこんなにも味わいが変わるのかと驚きます。産地ならではの贅沢。
高鍋産の牡蠣は天然物で小粒のものが多いようですが、日向灘の波に洗われたからか、プリとした身が楽しめます。大きいもので1個500gのものもあるそうです。
※町内には、高鍋産の牡蠣が食べられるお店や旅館が4〜5軒あります。
http://www.kankou-takanabe.com/gourmet
- 児湯郡高鍋町蚊口浦6259-1
- 0983-23-1945
- 11:00〜21:00(夜の営業は事前要予約)
- 不定休