イタリア語でクッチーナは台所、マンマはお母さん、ペッシェは魚。田舎のお母さんが台所で魚料理を作るように、「我が家のように、気軽に毎日でも来てもらえるようなお店」を目指して2013年1月オープン。
シェフの麻美子さんは、クッチーナに隣接する川崎鮮魚店の三女で、三人の男の子の元気なマンマ。自慢の食材も、元気なマンマのように鮮度抜群です。その日市場で仕入れたものを、麻美子さんの父親と夫が下ごしらえし、麻美子さんと母親が調理を担当。一家総出でお客様をおもてなしします！
木のテーブルに漆喰の壁、カウンターの窓から見えるキッチン。温かい橙色のランプが照らす１２席ほどのコンパクトな店内は貸し切りも可能。
テイクアウトのオードブルも２日前までの予約で2500円〜（2〜3人分、5〜6品程度）。可能。

ランチは日替わりで、パスタランチが２種、魚介メインのランチが１種。サラダ、前菜、野菜スープの３品に、パスタとフォカッチャ又はライスと主菜のいずれかが選べます。取材日のパスタは「アサリとキャベツのトマトソースパスタ」、「ヤリイカとフレッシュトマト・からし菜のオリーブオイルソースパスタ」。ヤリイカのパスタは、プリプリのイカと、アクセントにピリッと辛いからし菜を楽しむ一品。旬の有機野菜と魚介が仲良く主役を務めます。
スープや前菜に使う野菜は、主に小林市・梶並さんの野菜。週に１〜２回は畑まで車を走らせます。麻美子さんが大阪で働いていた頃から送ってもらっていたという、梶並さんの野菜は「味がしっかりしていて、甘くて美味しい」とお勧めです。たっぷり野菜が入った旨みたっぷりの優しい甘さのスープや、ソテーやフリット、マリネなど野菜に一手間加えた前菜など、野菜本来の美味しさを味わう料理もお勧めです。