日向の食材を生かす料理をモットーとし、食材から料理を組み立てます。「日向の海は砂地が広がっているので、日向の港にはヒラメやカレイがよくあがりますよ。秋からはハマグリもお勧めです」。メインには野菜にあわせて、魚介や鶏肉を使うことが多いそうです。
ランチの前菜は、野菜を中心に豪華7点盛り合わせ。今回は、焼きナスとアンチョビのオリーブオイルマリネ、エビのエスカベッシュ、枝豆とクリームチーズのムース、ゴーヤとエリンギのフリットなどがお皿いっぱいに盛られていました。ビネガーの酸味、枝豆とクリームチーズの甘み、ほんのり残るゴーヤ苦み。味付けはしっかりした野菜料理で、でもいろいろな味付けで食べ飽きません。
前菜を食べていてワインが飲みたくなりました。実際、ランチタイムからアルコールをオーダーするお客さんも珍しくないそうです。料理にあうアルコールを尋ねると「辛口の白ワインはお勧めです。よく冷えた赤ワインもいいですね」。
ランチでは、季節にあわせてパスタを3つの中から選べます。定番のトマトソースベースのパスタはもちろん、宮崎らしい柑橘を使ったパスタもお勧めです。日向で心地よく過ごしてもらえるように、気持ちを込めて作ります。
ざざーっとうち寄せる波の音、風の中に漂う潮の香り。眼下に広がる日向灘。龍神信仰でも有名な大御神社がある岩場は、レストランから2〜3分下ったところにあります。江戸時代以前から江戸や大阪との交易などで栄えた細島も近くに見えます。
眺めが良い丘の上のレストランは、シェフがイタリアから帰り、地元日向にレストランを構えるという夢を叶える時にたまたま見つけた好物件。
レストランの裏には段々畑が広がります。町並みを見下ろす日当りのよい畑で、シェフのお母さんが管理されています。バジルやローズマリーを始め十数種類のハーブや豆類、トマト、ナス、ピーマン、里芋、カボチャ、ジャガイモ、玉ねぎ、スイカ・・・。農薬を使用しない畑では、元気いっぱいに野菜が育っていました。
- 日向市日知屋47-16
- 0982-52-4520
- 11:00~15:00、17:00~22:00
- 毎週月曜日
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