プロフィール

名前:大角恭代
小林市在住。大学卒業後、㈱ファーストリテイリング勤務。2011年2月Uターン。野菜ソムリエ。たまたま食べた無農薬無化学肥料栽培の文旦に衝撃を受け、おいしい野菜の育ち方に興味をもつ。おいしいと思う野菜があると畑にいき、生産者と想いを語る。 夢は『いつでもどこでもおいしい野菜が食べたい、広めたい』。

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大角恭代ブログ-おいしい野菜の見え方-

自然農法で育ったサトウキビで 手づくりの黒砂糖

2013年9月中旬。田中さんの不耕起・無施肥の自然栽培の畑と、手づくりの黒糖工場を体験しに、鹿児島県指宿市まで行ってきました♪

事務所にいってまず出された黒糖。

お話もそこそこに試食。・・・その味の違いに、驚きました。

黒糖ってこんなに口溶け滑らかだったっけ∑(゚Д゚) 全然喉が焼けない∑(゚Д゚)

え、黒糖ってこんなにたくさん食べられるものだっけ∑(゚Д゚)?



あっという間に一袋完食(二人で)。試食っていうレベルじゃないぐらい食べちゃいました。
黒糖がこーんなに食べられるものだなんて驚きました。

独特のさらっと柔らかな口溶け。さらっとした味わいの中にもコクがあり。香りもよい。

んーーー幸せ。

これは畑も見たい!ということで田中さんにお願いして連れて行ってもらいました。市内数カ所にわかれてるそうです。

    

↑竹のようですが、これがサトウキビ。結構大きい。

二年目、三年目から根元が分けつして本数も増え、サトウキビ自体も大きくなっていくそうです。

この口をかじるだけで、砂糖水のような優し〜い甘さがお口いっぱいに広がるのです

 

不耕起栽培、無肥料栽培、を続けて十数年。ようやくこれならという栽培方法が見えてきたそうです。

畑のザワザワが気持ちよかった〜ヾ(@⌒ー⌒@)ノ



 

畑から工場へ向かう道。住所は指宿市。遠くに見えるのが開聞岳。



 

↓田中さんの自然栽培のさとうきび畑は、製糖も手作業。

まずはサトウキビを絞る機械。

手前のホースから樽へ集められる、サトウキビの絞り汁。



 

↓これでこげないようにかき混ぜながら、煮詰めていきます。

慣行栽培だと13度くらいのさとうきびが多い中、田中さんのさとうきびは25度で、歩留まりは多いそうです(!)



 

これは製糖機。遠心分離機のように、不純物(ミネラルなどの栄養成分、土など)を取り除く機械。

これを通すと、黒砂糖が「黒蜜」と「白砂糖」になります。

だから黒蜜ってとっても栄養豊富なんだそうです!

 




黒糖は製糖の際に、その土も入った状態で完成する。

だから、薬品は畑には使えない、と田中さん。

12月〜3月にかけて、収穫→運搬→製糖 の作業で大忙しということで応援歓迎だそう。

また、その時期なら出来立て(!!)が食べられるそうで、また来ることを誓いました(^^)♪

*田中さんの黒糖は、生産量が限られるため、現在注文待ちの状態が続いています

販売は、11月のオーガニックマーケット(鹿児島)だけだそうです
 

更新日時:2013.10.15(火) 23:49:24

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