自然農法で育ったサトウキビで 手づくりの黒砂糖
2013年9月中旬。田中さんの不耕起・無施肥の自然栽培の畑と、手づくりの黒糖工場を体験しに、鹿児島県指宿市まで行ってきました♪
事務所にいってまず出された黒糖。
お話もそこそこに試食。・・・その味の違いに、驚きました。
黒糖ってこんなに口溶け滑らかだったっけ∑(゚Д゚) 全然喉が焼けない∑(゚Д゚)
え、黒糖ってこんなにたくさん食べられるものだっけ∑(゚Д゚)?
あっという間に一袋完食(二人で)。試食っていうレベルじゃないぐらい食べちゃいました。
黒糖がこーんなに食べられるものだなんて驚きました。
独特のさらっと柔らかな口溶け。さらっとした味わいの中にもコクがあり。香りもよい。
んーーー幸せ。
これは畑も見たい!ということで田中さんにお願いして連れて行ってもらいました。市内数カ所にわかれてるそうです。
↑竹のようですが、これがサトウキビ。結構大きい。
二年目、三年目から根元が分けつして本数も増え、サトウキビ自体も大きくなっていくそうです。
この口をかじるだけで、砂糖水のような優し〜い甘さがお口いっぱいに広がるのです
不耕起栽培、無肥料栽培、を続けて十数年。ようやくこれならという栽培方法が見えてきたそうです。
畑のザワザワが気持ちよかった〜ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
畑から工場へ向かう道。住所は指宿市。遠くに見えるのが開聞岳。
↓田中さんの自然栽培のさとうきび畑は、製糖も手作業。
まずはサトウキビを絞る機械。
手前のホースから樽へ集められる、サトウキビの絞り汁。
↓これでこげないようにかき混ぜながら、煮詰めていきます。
慣行栽培だと13度くらいのさとうきびが多い中、田中さんのさとうきびは25度で、歩留まりは多いそうです(!)
これは製糖機。遠心分離機のように、不純物(ミネラルなどの栄養成分、土など)を取り除く機械。
これを通すと、黒砂糖が「黒蜜」と「白砂糖」になります。
だから黒蜜ってとっても栄養豊富なんだそうです!
黒糖は製糖の際に、その土も入った状態で完成する。
だから、薬品は畑には使えない、と田中さん。
12月〜3月にかけて、収穫→運搬→製糖 の作業で大忙しということで応援歓迎だそう。
また、その時期なら出来立て(!!)が食べられるそうで、また来ることを誓いました(^^)♪
*田中さんの黒糖は、生産量が限られるため、現在注文待ちの状態が続いています
販売は、11月のオーガニックマーケット(鹿児島)だけだそうです