毎月第1日曜日に、京町温泉駅前広場で開かれる朝市。今年で5年目を迎えます。前日から朝市ののぼり旗をたてるところから、温泉街のおもてなしは始まります。
京町温泉街やえびの市内を中心に常時12〜13軒が出店します。地区の婦人部でつくる郷土料理の芋の天ぷら「がね」やおむすび、お惣菜は毎回恒例の人気商品。えびの産の野菜やお菓子、地元の作家さんは竹細工や木彫りの彫刻を持ち寄り、朝市の一角でフリーマーケットが開かれることもあります。
野菜やぼかし肥料を販売するのはEM菌(有用菌微生物群)を活用した、無農薬野菜やお米の栽培に取り組む京町温泉EM研究会のメンバー。商店街内に店舗も構え、このEM菌で温泉街の下水の浄化にも取り組んでいます。
毎月楽しみにくる地元の人や、観光客の人。たくさんの人の笑顔が溢れます。
鹿児島から宮崎県に入って最初の駅、京町温泉駅。開湯して100年になる温泉街です。
5年前、京町温泉活性化プロジェクトがスタート。「プラス発想で今できることから始めよう」を合言葉に、今年で20年目の京町温泉夏祭り花火大会をリードしてきた温泉街のメンバーが中心になって、花火大会以外にも人を呼び込めるイベントを作ろうと立ち上がったのが『あおぞら市』でした。
「かげりがでることもある。けど京町を若い世代、次の世代につなぐためにも続けたい」。京町温泉の旅館に泊まったお客様からも喜ばれています。
数年後には、念願だったJR京町温泉駅のリニューアルも決まりました。駅と温泉街と人と人を結ぶ朝市です。
- 毎月第1日曜日 9:00〜12:00
- お菓子のまるきや(あおぞら市実行委員)
0984-37-1501