宮崎と鹿児島の県境、霧島山の北麓に広がる2市1町、通称北きりしま地域。山や川、満天の星空やホタル。五感で感じる豊かな自然の恵みと、そこに住む人が愛情をもって育てる野菜や生き物たち。農家のおじいちゃんやおばあちゃんと寝食をともにする中で、初めて知ること・見ること・感じること・学ぶこと・考えることの多さに驚きます。日常生活では経験できない貴重な時間を求めて多くの人が訪れます。
現在、大阪、兵庫、奈良など関西方面の修学旅行生が急増中の北きりしま地域。その環境に加えて高速道路や新幹線からのアクセスも比較的良く、受け入れ人数は年間1000人を超え、受け入れ農家が足りないほどです。
体験内容は、生姜やほうれん草の収穫、イチゴや梨やブドウの木の手入れ、牛の餌やりや鶏の卵採り、ウコッケイの解体、炭小屋での体験や薪割り、チキン南蛮やガネなどの夕食作りなど様々。安全・衛生講習会を始めインストラクター養成講座などを学び、充実した教育旅行になるよう研修を重ねています。
農家民泊は何と言っても人と人の交流が最大の魅力。宿泊者からお礼の手紙が届き文通したり、5人の男子中学生が卒業旅行で揃って農家さんのところへまた泊まりにきたり、家族と一緒に再来したり、たった2〜3日の滞在とは思えない絆ができるのも、農家民泊の魅力の一つです。
また、平成27年11月には、受け入れ農家さんともっとつながるウェブショップ『北きりしま農家市場』もオープン。教育旅行(修学旅行)から帰ってきた子どもの話を聞いて「農家さんの野菜やお米が買いたい」という声も多く、野菜や米、小麦粉や炭などを販売しています。
また毎週第3日曜日、『高原よりどり交流市』では、農家さんも店頭に立って出店中。直接お買い物をしに、話を聞きに行ってみるのもお勧めです。
※ 『高原よりどり交流市』への出店は不定期。
詳しくはFacebook『北きりしま田舎物語』
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※『北きりしま農家市場』
http://eshop.kitakirishima.com
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