県道24号線沿いのトンネルの近くにある、地元農家(キシタファーム)が建てた直売所。
現在では、他の農家さんも青果物や加工品を持ち込むなどして、出品登録している農家さんは100人以上いるそうです。
幹線道路沿いなので、長距離移動中に休憩がてら立寄り、総菜を買う人もいるが、スーパー代わりに利用している地元の方も多いようです。もちろん、国富町が日本一の生産量を誇る千切り大根(大根を千切りにして日干し乾燥させたもの)の出品も多数。
今回は、木下社長のおすすめと、売れ筋商品を取材してきました。
木下社長の3月のおすすめは柑橘類。
ミカン、ポンカン、文旦、日向夏、などが最盛期を迎え、毎年リピーターがついている農家さんも出品されるそうです。今一番人気なのは『福川さんのみかん』(3月下旬頃まで出品予定)。
品種は通常の早生みかんということですが、毎年安定した味でリピーターがついており、ここにしか出品してないものの毎年完売するそうです。取材当日も15分ほどの間に半数近くが売れ、1人で3ネットまとめ買いしていくお客さんの姿もありました。
また、秋には柿専業農家『深見さんの柿』が人気で、出品してもすぐ売れてしまい、自宅まで直接お客さんが買いに来るほどだそうです(9月-12月出品予定)。
他にもリピーターがついていて長年に渡り出品されている農家さんも多くいるため、その時期の売れ筋品を知りたいときは「スタッフに尋ねてください」とのことでした。
その他、取り扱い品目(一例)
【青果物】 デコポン、文旦、金柑、トマト、キュウリ、大根、 等
【加工品】 千切り大根、干し大根、こんにゃく、豆腐、菓子、餅 等
※日によってない場合もあります。
店舗ではここでしか販売していないという国富名物のお菓子を教えてもらいました。それは『梅こかし』。
地元農家の農産物加工グループ『法ヶ岳いもづる会』が作る、梅と落花生を組み合わせた珍しいお菓子です。落花生の食感や味はそのまま残っており、後に残る梅の風味がさわやかなお菓子。
原材料は落花生、梅干し、砂糖、油で100グラム315円。
また、国富市街地に行かなくても買える白玉まんじゅうも貴重。
こちらでは『稲田白玉まんじゅう店』の12個入りを4包み、6個入りを3包み、入荷されているそうです。
白玉まんじゅうは電話での取り置きも可能なので、購入したい時は前もってのご予約をお勧めします。
国富町南部、嵐田交差点の近くに、JA宮崎中央が管理・運営する直売所が、この春ニューオープン予定。
直売所で購入した商品のイートインスペースなども設けられる予定で、旅の途中に一息つけるスポットになりそうです。
国富町の観光情報もこちらでどうぞ。
【お問合わせ先】 JA宮崎中央営農部 ファーマーズマーケット課 (TEL:0985-31-0519)
※3月中旬まで名称も募集中。(→詳しくはこちら)
- 〒880-1101
宮崎県東諸県郡国富町本庄4718-7
(県道24号線沿い) - 0985-75-5611
- 7:30-18:00(夏期は18:30まで営業)
- 定休日:1/1-1/3のみ
※駐車場 :普通車50台、大型5台