食旅スポット

2017年７月オープン。宮崎県最南端の高松海水浴場に、半世紀ぶりに海の家ができました。隣接する高松漁港で水揚げされた旬の魚を中心に、スタッフの家族が育てた串間産天日干し米や野菜などを、昔ながらの田舎料理で提供。海水浴シーズン以外も通年営業中。
お勧めは「浜っ子定食」。刺身、塩焼き、南蛮漬け、味噌汁、天日干し米、など魚のおいしさを味わう品々多数。他に、「海老たっぷりかき揚げうどん」、「エビフライ定食」など。どれも魚のおいしさを生かせる料理法をチョイス。例えば魚の骨やアラは一度焼いてから熱湯に入れることで、生臭くなく風味豊かな出汁をとって味噌汁やうどんに。魚の塩焼きは炭火で焼くので、ふっくらとした料亭の味に。店頭では「鯛のばら寿司」や「エソの天ぷら」、「えびのかき揚げ」など持ち帰り用のお惣菜も販売。
気さくに質問できて、魚料理のコツも教われて、ますます魚好きになりそうな予感。浜っ子定食は準備に時間がかかるため、事前予約が確実です。

都井岬の漁師が営む民宿海洋荘。宿泊はもちろん、昼食のみの利用も可能。海と岬の景色を眺めながら、自慢の新鮮な魚介類を味わえます。
看板メニューは「なんでんかんでん丼」。とれた魚を何でもかんでものせていく、都井の漁師料理。丼の刺身はその日の釣果次第。
熱々のご飯に朝どれの魚５〜６種をたっぷりとのせ、特製の甘い醤油ダレをかけ、海苔をトッピングしたボリュームたっぷり丼。お好みで特製青柚子こしょうをつけてどうぞ。刺身の甘みを柚子胡椒が引き立ててくれる、海洋荘オリジナルの食べ方です。
海洋荘では海の体験もご用意。遊覧船では九州最大級と言われる都井岬沖のサンゴの群生地や魚の群れ、雄大な太平洋、海から眺める都井岬、などここでしか見られない景色をご案内。船釣りも出来ます。串間の海の魅力を五感で味わいましょう。
＊観光遊覧グラスボート「かめんこ号」

「串間らしい串間のお土産」を目指し、市内菓子店３店舗と商工会議所で共同開発した串間のスイーツ。
串間産サツマイモを使った「といくんのおいもショコラ」と、あんに串間のキンカンを混ぜた「みさきちゃんのふんわりキンカンブッセ」の２種を開発。レシピは３店舗共通、各店で製造販売中です。
「キンカンブッセ」は完熟金柑の果肉と白餡を練り上げ、ふんわりカステラ生地で包んだ和風スイーツ。完熟金柑の風味が濃厚で、完熟金柑のおいしさを再認識。
「といくんのおいもショコラ」は、ショコラとスイートポテトが二層になった、ダブルで楽しめる洋風スイーツ。
お土産や贈り物はもちろん、普段のおやつに、来客へのおもてなしに、串間の自然の恵みが詰まった串間のスイーツをお楽しみください。

＊販売店＊

洋菓子工房Bon Bon Maman、玉味製菓、菊水堂

仕出しや弁当も作り、年末には遠方からお節の注文が入るほど味に定評があるたいき食品代表の冨山さん。串間の、そのまま食べてもおいしい果物で作るジャムやコンポートを毎日手作り。
ジャムは２種類。王道の、宮崎県串間市産の完熟マンゴーと完熟金柑。どちらも果物と、きび糖、レモンのみ使用。見た目もちょこんと可愛らしい。
人気の金柑コンポートは、そのままでも甘く丸ごと食べられるハウス完熟金柑のみを使用。手間のかかる種とりもひとつひとつ丁寧に、小さな子どもも安心して食べられます。「安心して食べていただくために（食品）添加物は一切使わず無添加で作っています（冨山さん）」
きび糖の濃厚なコクの中でも存在を保つ、完熟金柑のおいしさ。お節など特別な日のお料理に、ヨーグルトやデザートに添えたり、焼酎のお湯割りや、お湯に入れて飲むのもお勧めです。

＊販売所＊

くしま駅の駅（串間市）、製造工房 たいき食品（串間市）、宮崎物産館KONNNE（宮崎市）、チャレンジショップくしま（宮崎市）他

観光資料・パンフレット等の配布はもちろん、観光案内スタッフが常駐して串間の旅をサポートしてくれる案内所。 昼食のお店を探して、観光地へいく道を訪ねて、路面電車には様々な人が足を運びます。時には、旅中の突発的な困りごとの相談にのることも。 串間のいいモノをもっと知ってもらいたい、串間を楽しんでもらいたい、スタッフの方の心意気が伝わってきます。電車内には、飲食店までの行き先を説明する手書きの地図や、レンタカーガイドなど、すぐに役立つ情報も用意して、皆さんのお越しをお待ちしています。 毎日の運営はボランティアスタッフが交代で担当。平日は常駐し、土日は不在の日も。路面電車は毎日解放中。串間にきたら、まずここを目指してみましょう。ノープランでも大丈夫。串間の自然と人があなたを待っています。