季節の野菜とお魚、気候にあわせたお肉料理。上品な味わいながらも飾らない盛り付けと雰囲気に、大学生カップルやお一人様もくつろぐお店。お客さんがスタッフとして働くこともあると聞いて納得。
ランチはコース3種から選べますが、お勧めはメインにお魚かお肉を選べるプチセットコース。取材日は、前菜、金時ニンジンのスープ、やりいかの煮込みパスタ、豚バラのビール煮orさわらのポワレ(注:写真は両方)。
リコピンたっぷりの赤いニンジンのスープに、季節の野菜を味わうサラダで野菜を味わい、旬の脂がのったさわらや、冬らしいグツグツ煮込まれた豚バラ肉にも季節を感じました。豚バラ肉も適度に油が落ちているのでボリュームたっぷりですが楽々完食。
夜はワインにあわせたお食事を。グラスワイン常時7〜10種、メニューもずらっと6〜7ページ、今日も明日も通いたくなるお店です。
旬の産地のおいしい食材を使うのがモットー。
野菜も北海道産ビーツや西洋野菜など日本中から野菜をチョイスします。そんなシェフのお眼鏡に叶った、宮崎産の旬の野菜料理はぜひ食べておきましょう。里芋のアンチョビ煮、佐土原ナスのグラタン、黒皮かぼちゃのオムレツなど、いつもの野菜が上品な一品に。
黒皮かぼちゃのオムレツは、黒皮かぼちゃの優しい甘さがオムレツ全体に行き渡り、しっとりした食感も相まって、その一体感に箸が止まりません。
シェフによると蒸し焼きにした黒皮かぼちゃと玉ねぎが主役で、とろっと柔らかくなったら、塩こしょうをして卵で綴じて焼くだけ、とのこと。黒皮かぼちゃの、デンプン質の少ないさらっとした肉質と、他の食材を優しく包み込むような甘さが生かされています。
素材の持ち味が生かされるお料理に、食材も喜んでいるようです。
- 宮崎市広島1-4-9第一小田ビル1F
- 0985-73-8092
- ランチ 11:30~14:30(L.O13:30)
ディナー 18:30~23:30(L.O22:00) - 日曜日
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