高千穂町といえば天孫降臨伝説。その神話を証明するように町内には多くの神社があり、神楽やお祭りも脈々と受け継がれています。
レースは神話の中でもよく知られている、天照大神が岩に隠れてしまい世界が闇に包まれてしまった「天岩戸神社」で安全祈願をして出発し、祖母山へとむかう県道で行われます。
高千穂町総合運動公園に集合して、棚田や山の風景や人里を眺めながらスタート地点までパレードし、旧岩戸中学校からレーススタート。天岩戸神社から先は徐々に登り坂になりますが、山が近く木々の緑が降り注ぐ気持ちのよいコースです。
約15キロの道のりを走り切った後は、表彰式会場の旧上岩戸小学校で、地元女性部の方たちが昨年同様振る舞いを用意して参加者のゴールを待ちます。
大会前日に行われる、大会参加者限定イベント。6割以上が県外からの参加者で、遠くは関東や関西から毎年参加する人もいます。観光協会では「せっかく高千穂まで来てもらうのだから、高千穂を楽しんでもらいたい。今年はもっと高千穂らしい大会にしたい」と前日のランチ会を企画。
「当日受付だとどうしてもバタバタしてしまうので、大会は前日受付になります。前日から高千穂に入ってもらうのだし、めいっぱいもてなしたい」と旅の楽しみ“食”にスポットを当てました。ランチは、レースを応援しに来た家族や友人も一緒に参加できるので、ぜひ一緒に高千穂を楽しんでほしいと思いを込めます。
ランチ会場の「高千穂牛レストラン和」へは集合場所から徒歩で移動。道中は神話ガイドが一緒に歩きながら神話や高千穂の話をします。来年もまた来てもらいたいから、と高千穂らしいおもてなしで大会を盛り上げます。
第3回ヒルクライム高千穂岩戸大会2015
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