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食旅スポット

田野町特集

大根やぐら

冬の田野地区の風物詩。初めて見た人は一瞬、それが何だかわからないだろう。
高さ6メートル長さ50メートルもある竹で組んだ巨大なやぐらに、丸洗いした大根を葉付きのままかけて並べてある様は圧巻。
漬け物大根の生産量日本一の宮崎県。その中でも田野地区は、丸干し大根の大産地です。一つ一つ手作業でかけて、冬の冷たい風に10日〜15日前後干して乾燥させ、また手作業でおろしていく。そうして手間ひまをかけて天日干しした大根は辛みがぬけ、甘みと食感が増します。干し大根は、主に漬け物用大根として田野地区はもとより、全国にむけて出荷されていきます。
地区のどこからでも見える鰐塚山(わにつかやま)。そこから吹き下ろす寒風「鰐塚おろし」に加えて、冬場に晴天が続き氷点下にはならないという丸干し大根に適した田野の気候があってこそできる。まさに、自然の恵みを実感する大根やぐらです。

お問い合わせ

田野総合支所・農林水産課 0985-86-1114

宮崎市田野物産センター みちくさ

マップ

国道269号線沿い。駐車台数20台ほどで一見小さな物産センターだが、国道を走る車が次々と吸い込まれるように入っていく。特に平日のお昼時や休日の午前中はひっきりなしにお客さんが入店し、レジは大混雑。
出品者は、基本田野地区在住の方のみに限定。現在出店登録者数約500名。地穫れの野菜や果物はもちろん、漬け物やお弁当、お惣菜やお団子、パン、お菓子、など手作りの加工品がひしめき合うように並ぶ。
お勧めはお団子コーナー。野菜コーナーの奥にあるが、ほとんどのお客さんはここまで足を伸ばす。特に船ヶ山都さんたち『あさぎりっこ』の二人が作る、柏餅やおはぎ、草だんご、いりこもち、などが大人気。隣接する工房で毎日午前中作り、並べるそばから飛ぶように売れて行く。
ほどよい甘さでしっとり柔らかな柏餅をはじめ、おはぎや草だんごなどに使われるあんこは絶品。北海道産大納言小豆と沖縄の黒糖を使うのがポイントだそう。あさぎりっこのお団子は、夕方までに完売することも多いので、午前中早い時間がお勧めです。

百彩(ひゃくさい)

マップ

国道269号線沿い。田野物産センターみちくさの数メートル先にある。2011年4月にオープン。
店内に並ぶものは、社長自ら宮崎県内を回って集めてきたもので、宮崎のお土産にも最適。特にお勧めは漬け物コーナー。田野名物一本漬けを始め、浅漬けや新漬け、べったら漬け、昔ながらのぬか漬け、など多いときで50種類ほどが揃う。全品試食も可能なのも嬉しい。県内で人気の有名スイーツ店のお菓子もある。
また店内のお食事処は品数豊富だが、どれも社長がこだわって作りあげたメニュー。地頭鶏でスープをとった地頭鶏ちゃんぽん・焼きそば、都城産森のポークを使ったトンカツ定食、九州産いりこと北海道産昆布、枕崎産かつお節を使ったうどん・そば、田野産高菜のチャーハンなど気になるメニューがたくさん並ぶ。おから入りコロッケやきんぴらコロッケ、かき揚げ、などちょっとしたものが追加で頼めるのも嬉しい。コロッケはテイクアウトも可。

  • 宮崎県宮崎市田野町あけぼの2丁目4
  • 0985-86-2545
  • 9:00~18:00(食事処 11:00~17:30)
  • なし(不定休あり)

豆蔵(まめぞう)

マップ

田野駅近くにある、自家焙煎のコーヒー豆販売店。有機JAS認証取得、ペルー産オーガニック豆を使用。
宮崎市内のカフェや飲食店からの注文も多い。豆蔵コーヒーは冷めても苦みが少なく、コーヒーが苦手な人でも飲みやすい味わい。風味が重なりあい、フルーティーさも感じ、後味もさっぱりしている。
人気は豆蔵オリジナルコーヒー豆(250g、1200円(税抜))。店内ではコーヒー豆の販売はもちろん、豆蔵オリジナルコーヒーのテイクアウトも可(一杯200円)。またコーヒー豆は深煎りやエスプレッソ用などにも対応可。注文を受けてから煎るので、事前予約が必要。
店内は雰囲気もよく、イートインコーナーの家具は田野の木工家具職人の矢沢良平さんの作品。お尻のところが優しく掘られた椅子は冬でも寒く感じない、座布団入らず。居心地の良いお店。

  • 宮崎県宮崎市田野町甲2877-7
  • 0985-86-1826
  • 13:00〜17:00頃(日によって変わるため要確認)
  • 月曜定休
  • http://mamezo.oi4.jp/

アクセス

  • 宮崎市田野物産センター みちくさ
  • 百彩(ひゃくさい)
  • 豆蔵(まめぞう)

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