食旅スポット
椎葉の山の恵みを盛り込んだ、椎葉喜久子さんの手料理がお勧めの龍神館。
龍神館のご馳走は、一度食べたら忘れられない美味しさです。イワタケと玉ねぎの和え物、筍と手作りコンニャクの山椒味噌添え、山菜の天ぷら、など貴重で珍しい食材を使った料理をはじめ、煮しめや、ヤマメ・イワナなどの川魚、手打ち蕎麦、など食べきれないくらい沢山の皿が並びます。
特にお勧めしたいのが山菜を使った料理。1つ1つ味や食感が異なる山菜。喜久子さんはその個性を見事に引き出し、丁寧な味付けで、絶妙な甘みや酸味のバランスの取れた1品を作り上げます。
山菜に精通し、その知識と料理の腕から料理講師として呼ばれることも多い喜久子さん。その収穫のタイミング、切り方や加熱の仕方、保存食の仕込みの時期など、たった一品から学ぶ事が無数にあります。
また持ち山から切り出した木材を、ふんだんに使って建てられた建物も素敵。部屋・食堂・階段、どこにいても木の温もりに包まれます。玄関を入って食堂へ抜ける長廊下から眺める中庭には、民宿の名前の由来にもなった龍伝説の残る静かな池。緑に包まれるように建ち、避暑にもお勧めの龍神館です。
- 椎葉村下福良2090
- 0982-67-2261
- 一泊二食付き 8,500円〜
- WEBサイト
「椎葉の歴史と山村の生活を学びませんか?」
地元の方が、平家落人伝説や椎葉神楽など椎葉村の歴史解説や民俗文化を紹介しながら、椎葉の観光名所を案内してくれる有料サービス。
希望するエリアや具体的な観光地を伝えると、そのリクエストにあう観光ガイド案内人を紹介してくれます。予約は原則一週間前までの受付ですが、案内人の都合があわないとガイド出来ない場合もあります。早めの予約相談が確実です。
受付時間 | 9:00~17:00(平日限定) |
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受付場所 | 椎葉村内各所 |
案内費用 | 1時間1,000円(昼食時間を挟む場合は、別途案内人の昼食をご用意ください) |
申込先 | 椎葉村観光ガイド協会事務局 TEL:0982-67-3139 FAX:0982-68-7031 |
申込方法 | 以下の観光案内依頼書をダウンロードの上、FAXにて送信 http://www.shiibakanko.jp/info/pdf/iraisho.pdf |
受付場所 | 1週間前まで |
村内全域から、地どれの新鮮野菜が集まる八菜館。ここには、旅館や飲食店の方も食材の仕入に訪れます。
店内奥に置かれた数種類の粉に引きつけられました。椎葉産の香り高い蕎麦粉をはじめ、鮮やかな黄色や淡い茶色の粉。それは椎葉に昔から伝わる保存食です。
黄色い粉は、古くからこの地域で栽培されているもっちりした粒の「地トウモロコシ」(もちきび)を挽いて粉にしたもので、粗く挽いたものはお米と一緒に炊き上げトウモロコシご飯がお勧めです。淡い茶色の粉は椎葉産の麦を挽いた「はったい粉」で、砂糖や豆乳と混ぜて団子にして食べても香ばしく、手軽なおやつとしてもお勧めです。
また、椎葉村は標高500m~1000mの涼しい気候を活かして、夏でもイチゴやほうれん草など葉菜類を栽培しています。椎葉の四季を生かして栽培された野菜をはじめ、菜豆腐やこんにゃく、餅・饅頭など椎葉村ならではの特産品も販売しています。
- 椎葉村大字下福良1779-7
- 9:00~18:00(土日~17:00)
- 0982-68-7583
- 年末年始
椎葉村の行政と観光の中心地、上椎葉地区。
椎葉村役場の前のこの細い石畳の通り沿いには、多くの民家や旅館が立ち並びます。また通り沿いには観光名所や店舗も多く、散歩がてら歩いて観光地を巡る事もできます。
例えば、椎葉民俗芸能博物館(椎葉村観光協会もあるため観光情報はこちらで集めたい)を見学した後は、階段を昇って椎葉厳島神社を参拝。高台から椎葉の中心地を眺めたら階段を下り、特徴的な屋根と造りの鶴冨屋敷を見学(有料)。つるとみ通りに降りたら、椎葉山の語り部(土産物)、飯田豆腐店(菜豆腐)など立ち並ぶ土産物屋をはしごする、など。
椎葉の歴史と美味しいものが織り込められたつるとみ通り周辺地域。毎年恒例11月の『平家まつり』では、ここを甲冑や十二単に身を包んだ人々が練り歩き、紅葉の椎葉に彩りを添えます。
- 椎葉村観光協会:
椎葉村大字下福良1822番地4 - 0982-67-3139
- http://www.shiibakanko.jp/
- 龍神館
- 八菜館
- つるとみ通り