プロフィール

名前:大角恭代
小林市在住。大学卒業後、㈱ファーストリテイリング勤務。2011年2月Uターン。野菜ソムリエ。たまたま食べた無農薬無化学肥料栽培の文旦に衝撃を受け、おいしい野菜の育ち方に興味をもつ。おいしいと思う野菜があると畑にいき、生産者と想いを語る。 夢は『いつでもどこでもおいしい野菜が食べたい、広めたい』。

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大角恭代ブログ-おいしい野菜の見え方-

new 遺伝子多様性農法 本日命名

1/12(月)9時。高鍋町の黒木農園へ
初めてのことが起きました。
畑で野菜や生物の話をしてて、思いっきり空を見上げたくなったんです。

足元では野菜たちも空を見上げてました。

見上げた空は、地平線が見えそうなくらい広くって、まぶしかったです



黒木農園のある高鍋町染ケ丘は、キャベツ畑が広がります。

このキャベツ畑は、夏になると100万本のひまわり畑が一面に広がるところとして有名です。
その道を入っていった奥にあるのが、黒木農園です。
そこはまるで大草原の小さな家のよう。
視界には、野菜畑と茶畑と小さなトレーラーハウスと10匹のネコと1匹の犬。
ネコたちがゆーったりと暮らしてました。
このトラちゃんになりたーい。
そこでのお話は、『遺伝子多様性』の必然性でした。
遺伝子、とあえて言ってるのは『F1種』とよばれる一般に日本で流通している種は、全部遺伝子が同じものだから。
遺伝子が少ないと、気候の変化や他の生物の動きで、全滅することもありえる。
たとえば、バッタの群れがきたら畑が全部食べられてしまうことになる。
また、台風がきたら影響を受ける作物なら畑は全滅してしまうことになる。
そうして、目に見えない力が働いて、その土地の最終形を目指す、土地の力。
そうして出来たものが、綾町の照葉樹林であり、えびの高原の松林。
深くて視野の広い、話でした。

こちらのサトイモを頂きました、滑らかキメ細やか。
ほーっと一息、吐きたくなりました。
*畑では、集まって、語らう、食べる、くつろぐ企画を随時されてます(515field) *お野菜は、ボンベルタ地下などで販売中

更新日時:2012.11.12(月) 23:46:39

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